生まれてくる、光にさわる。
死んでしまう、闇にきえる。
生と死は断絶していたが、「ひかりの子」を書くことによって
その「あわい」が出現した。

周防灘をのぞむ豊前の町。
ひさかたぶりに帰郷した夏希は、同級生やべちゃんに再会。
もう会えない「あの子」をめぐって物語は動きはじめる。

第五十四回九州芸術祭文学賞　佳作受賞「ひかりの子」
出版記念として、本作をイメージした写真展を開催します。
写真と物語の織りなす世界をどうぞご覧ください。

松下　とも子
1974年生まれ　写真家、文筆家

会場　ASTRoPE
住所　福岡市中央区平尾1-4-7土橋ビル203
2025年　3月15日（土）〜4月6日（日）
12:00-18:00
水、木曜日休廊、但し20日（木）はOpen